初の海外旅行、台湾への旅がうまくいったので、次はステップアップして本命のロンドンへ旅行へ行ってきました。
というか、飛行機の予約を入れたのは前年の10月なのでロンドンへ行く気まんまんです。ロンドンへ行こう!と思い立ったのは、今年のシルバーウィークが5連休ということに気がついたから。
そして会社からリフレッシュ休暇として年5日の有給休暇の取得を義務付けられたので前後1日を休むことにして全部で7日間のお休みとなりました。初のロンドン、初の英語圏への旅で緊張とわくわくの旅立ちです。
ロンドンへの旅、まずは東京で1泊
旅の計画
前年の10月に飛行機のチケットを取ったのは、行きたいけどどうしようかなあと迷いながら予約サイトを眺めていたら日々価格が値上がりしていったからです。勢いで予約を入れたので、当初はシルバーウィークの日程に合わせたものにしていました。
予定では、9月18日(金)20時代の飛行機で東京へ→9月19日(土)羽田空港からロンドンヒースロー空港へ→9月19~22日ロンドン→9月23日(水・祝)帰宅という流れだったのですが、18日に休みを取ったので別にそんなに遅く行かなくてもよくない?と思ったわけです。
そこで便の変更ができるかどうかお問合せしたのですが、変更はできないとのこと。ただし、当日であれば、搭乗予定の便より早い便に空きがあれば変更ができるとのことでした。
当日、空港にて
当日は朝一の便に乗れるように空港へ行きました。カウンターで空きがあるか確認してもらったところ、「ある」とのこと。ほっと一息ついて、飛行機に乗り込みました。
羽田空港に着くと雨でした。今回も地元からロンドンまでANAにお世話になります。ANA利用ということは、第2ターミナル地下にある『丸亀製麵』に行けるということ。というわけで早速向かいました。
お昼時ということもあって、丸亀製麺には長い列ができています。しかし皆さんパッと食べていかれるので回転が早い早い。思った以上の早さで店内に入れました。そして私もパッと食べてパッと店を出ます。今回はロンドン行きということもあってキャリーバッグも大きかったため、店内を移動するのに少しアタフタしてしまいました。反省点。
神田セントラルホテルに寄ってパブシャーロック・ホームズへ
東京へ行くときは毎回「神田セントラルホテル」に宿泊します(予約が取れなかった場合以外)。神田駅西口徒歩1分という立地が主な決め手。地方の民からすると、本当にありがたいホテルなのです。
今回も東京モノレールで浜松町まで行き、山手線に乗り換えて神田駅まで向かいました。このシンプルさもいいポイントです。山手線沿線にあると、本当に楽。そして神田駅のこじんまりとした感じも好きです。JRだと昇ったり降りたりもしなくていいし、「北口」までスル〜っと行けるのもお気に入り。大きな駅だとここがどこなのか分からなくなることがあるし、”徒歩1分”でも駅構内を昇ったり降りたりしないといけなかったりでホテルに行くまでに疲れちゃう、ということがあったりしたのです。
そういう問題をこの「神田セントラルホテル」はクリア!歩くのに慣れていない(とほ5分のコンビニにも車で行ってしまう)私にとっては本当に感謝しか無いのでした。まだ探せば条件に合うところがあると思うのですが、今はここが最適値。
神田駅前にはごはん屋さんも喫茶店もコンビニもあるのでそういう面でも落ち着くと言うか、都会すぎない感じがして好きです。
神田セントラルホテルのチェックイン時間にはまだ早かったので、荷物を預けてまずは本日ひとつめの目的地へ。
こちら、「パブ・シャーロック・ホームズの帰還」です。早川書房さんの1階にある「カフェ・クリスティ」が期間限定でシャーロック・ホームズカフェになってるのです。ちょうど期間中だったこともあって行ってみることにしました。ロンドンへ行く前から英国気分です。
店内はさまざまなメディアで展開されたシャーロック・ホームズ作品のポスターが貼られ、BBC版SHERLOCKの等身大パネルも。実はわたくし、このBBC版SHERLOCKにドハマリいたしまして、そこから「行ってみたいな」くらいだったロンドンに「行くぞ!」と決心させてくれた作品でもあるのです。このBBC版SHERLOCKは「新聞ではなくネット、電報ではなくメール、馬車ではなくタクシーで事件に挑む」と公式サイトにも書いてあるように、シャーロック・ホームズの世界を現代に置き換えたもの。現代のロンドンの街中を駆け回る(タクシーで)様子などを見ていたら行ってみたくなったという経緯もあるのでした。
私が行ったのはまだランチタイムの時間だったので、14時からの昼の部メニューには早かったのですが、「パンケーキは食べられますか?」と聞いてみたらシェフと相談の上提供してもらうことができました。
カップにもホームズ、パンケーキにもホームズでこだわりが素晴らしい!と感じます。お味も間違い無しの美味しさ。食べられてよかったです。このあと、シャーロックホームズクイズにも挑戦したのですがまったく分かりませんでした。シャーロキアンへの道は遠い。
この期間に来ることができてよかったです。ありがとうございました。
鳩森八幡神社で富士登頂と御朱印をいただく
「パブ・シャーロックホームズの帰還」を出た後は、次の目的地『鳩森八幡神社』へ。ここはいぜんからずっと憧れの地だったのですが、なかなか行ける機会に恵まれなかったんです。このポッと出来た時間に行くことができました。
JR総武線で「千駄ヶ谷駅」まで行き、そこから徒歩5分。
鳩森八幡神社に着きました。9月といえども、やはり道民の私にしては暑く、徒歩5分が何倍にも感じてしまいます。しかし、着いた喜びでそんなことは頭からすっかり抜けていました。なんといっても憧れの地です。
こちらに来てみたかった理由はいくつかあるのですが、そのひとつが「将棋堂」。将棋会館のすぐそばにあるからなのか、ここには”将棋の技術向上を目指す人々の守護神”という将棋堂があるのです。
ここで毎年将棋堂祈願祭が行われており、その様子を見たりしていたので気になっていたのでした。そう、実は私は観る将(将棋観戦する人)なのでした。ライト層もライト層ですが、解説を見ているだけでも面白いし順位戦のドラマとかがたまりません。
そしてもうひとつの目的、それが「富士登頂」です。
東京のど真ん中で富士登頂とは?ということなんですけど、ここ鳩森八幡神社の中にある「千駄ヶ谷の富士塚」。富士山を模した築山「富士塚」に登ると、富士山に登ったことと同じ霊験が得られると言われているのです。
気力体力とも乏しい私は、富士山への憧れはあるものの低山登山すらできそうもないので、この富士塚を知ったときは嬉しかったです。当時(この富士塚は寛政元年・1789年の築造と言われています)もそういう人がいたんでしょうね。富士山に行くまでが今より大変だっただろうし。
頂上に登る登山道は自然岩を使った階段。山腹にはクマザサも植えられており、まさにこれはミニ富士登山。結構険しく、気軽な気持ちで足を踏み入れたのですが、ヒイヒイ言いながらの登山となりました。ここでこれでは本当の山はまだまだ無理そうです。
山頂で少しだけ休んで、降りてから参拝しました。
参拝を済ませたら、次は御朱印をいただきに社務所へ行きました。そしてこちらの鳩森八幡神社では御朱印のほかにいただけるものがあるのです。
それがこちら。
千駄ヶ谷富士登拝の御朱印です。これは嬉しい。余談ですが、登拝したときはよりによってスカート(動きやすくて楽なカジュアルなもの)を履いていたため、足を蚊にめちゃくちゃに刺されてしまいました。この時期に登拝する場合は虫よけスプレーなどがあるとよいと思います。
そして御朱印もしっかりいただきました。
御朱印をいただいて、一度ホテルへ戻ることにしました。足もかゆくなってきたので虫刺されの薬を買わなくてはいけません。それにしても刺されやすいといっても大概なほど刺されていて笑います。飛んで火にいる夏の虫とはこのこと。
夜は立川まで移動してキングスマンを鑑賞。
神田駅からホテルは徒歩1分なのですが、なんとその間に薬局があるのです。ありがたいですね。何度お世話になったか分かりません(急な腹痛などで)。ここで虫刺されの塗り薬を購入し、足の刺されたところに塗りたくりました。
その後は立川シネマシティまで移動して映画鑑賞です。立川シネマシティまで行った目的は、大大大大大好きな映画、「キングスマン」の極上爆音上映があると知ったから。
「キングスマン」は私の住んでいる地域では上映が無かったので、海外版のDVDを取り寄せて観ました。海外版のDVDには日本語字幕も付いていたのです。ありがたいですね〜。地元には気軽に行ける距離の映画館が1軒(イオンシネマ)しかないので、私好みの作品はなかなか上映されなかったりするのですが、なんとか工夫して観たい作品は観ていきたいです。キングスマンもそんなひとつ。SNSでの評判や海外の予告編なんかを見て「これは絶対に好きだ!」と思ったので行動(DVDを海外から購入)してよかったです。
何度も観ている作品だったのですが、やはり映画館で観るのは違いますね。没頭感がすごい。しかも極上爆音という特別な上映だったので映画を”浴びた”という感じがあります。より作品に集中できるということも。
映画が終わったらすっかり夜になっていたので、大人しくホテルに戻って休むことにしました。明日、本当にロンドンに行くのか?と全く実感のないまま眠りについたのでした。