旅と温泉と生活と

北海道・道東を拠点に、いろいろなところを旅したり温泉に入ったり車中泊に憧れたり生活に関するレビューをしています

ビリー・エリオット 9.5夜公演を観た!

大阪から東京へ戻り、また行っちゃいましたよ赤坂に!  

 興奮のあまり、画像がブレてしまいました。 というか、前日まで大阪→名古屋(妹のところに遊びに行った)と 移動してきて、その足で赤坂!だったので焦っていたのです。 いやはや。  

そんな9月5日ソワレのキャストは  

 晴翔ビリーです!! そしてこの日は栗山&大貫のオールダ―ビリーコンビのトークショー付き! ラッキーです。  

さてさて、晴翔ビリーの感想はというと。

「は、ハルトビリー観たああああ あの子……すごいわ…演技力…目力…!!」

という私の観劇直後のメモがすべてを表しているのではないかと! 感情の激しさを感じるビリーでした。

晴翔ビリーのアングリーダンスはすごいすごいと 聞いていたのですが、本当に素晴らしくって。 なぜだろうと考えたのですが、スピード感とメリハリ、 そして演技をダンスに乗せる表現力がすごいなあと。 最後、客席の方に向かってキッと睨む?見つめる?とこ、あそこだけでも元取れた…! という気持ちです。

そしてこの日のお席がなんと3列目。 で、更に前の席の方がいないという。 演者皆さんの表情がとってもよく見えて 「あ〜〜ここでこんな表情してたんだ〜」と改めて。 汗が飛び散る様まで見えました。 全力晴翔ビリーかっこいい!   声もよく通るし伸びるし、聞いていて気持ちよかったです。 Electricityは咲哉くんと同じ系統かな?ダイナミックでした!  

そしてこの日のマイケルは持田唯颯くん! 個人的に彼のマイケルはZach Atkinson(ソフト化されたビリーエリオットミュージカルのマイケル) に近い感じがしてすごく好みです~!! 「オイ!」の言い方とか大好き!   顔芸やコミカルなところを存分にみせて 観客を笑わせるのはもちろん、 せつない恋心がとっても良いんです。 最後のビリーを見送る表情は本当に泣けて…うう…(涙)。   あっもちろんExpressing Yourselfのタップも最高ですよ!!  

どうしてもビリー&マイケルのこと中心になりがちですが 父ちゃんやトニー、ウィルキンソン先生はもちろん 大人のシングルキャストさんたちも素晴らしい…! 観ていくうちにどんどん愛着が深まっていきます。  

苦手だなあと思っていたバレエガールズたちの「キャー!」っていう アレもむしろ「無いと寂しいなきっと」と思うようになりました。 バレエガールズ一人ひとりにも個性ありますよね! スーザンバークスのヒトデ踊りとか笑。 そういうところにも目がいくようになってきました。  

観るたびに新しい発見があって、 今までなんともなかったところでも涙がでるようにも…。 日本語で観ることで、作品への理解がより深まったのかもしれません。 あ~も~大好き!  

という訳で(どんな訳)、トークショーの覚えているところだけ かいつまんだメモを転載します!  

●オールダービリートークショーで覚えているところ: ドリームダンスは命に関わるくらい危険なことをしているので、 埼玉の彩の劇場の小ホールを1ヶ月間貸し切って練習した。 外れたとか危ないときの合図もしっかりきめられている。 わざとカチッと音を出してビリーに聞こえるようにしたり 外したら肩に手を置いて合図するとか。 一番難しいところは投げる(ように見える)ところ。  

●ドリームダンスはとにかく暗くて大変。 難しいところが一番暗くて、 お客さんからはとても綺麗に見えるのだけど、こちらは必死とのこと。(大貫さん談)  

●ビリーはそれぞれ個性が違う話: 栗山さん→咲哉くん・晴翔くんはヒップホップ出身?だからか、 背中でぐるんとするときの勢いがある。アクロバティック。 航世くんはバレエの子なので持たれ方が分かっているという感じがする。 大貫さん→咲哉・航世は弟のよう。和樹くんは自分の分身みたいに感じる。 力も弟かな〜まだ1回しか演っていないのでこれから数を重ねてないと。 晴翔はほんと生意気なので(愛情込もった言い方でした)ライバルみたいな感じ。  

栗山さん→ドリームバレエは椅子回すところが終わるまでは ビリーの背中を見ている。 終わってバドドゥになってこちらを見てくれたときの笑顔で力が出てくる。  

●ドリームバレエ以外のオススメシーン: 秋元さん(司会)→ビリーへのカンパ(スト破り)で号泣してしまう。 栗山さん→最後、ビリーが見送られるところ。 自分も15歳の頃留学していて重なる。 大貫さん→アングリーダンス。 実はアンサンブルもすごい動きをしている。 大貫さんはオールダービリーのほか アンサンブルとしてもちょこちょこ出ているので、 ウォーリーを探せ的に探してみてください (炭鉱夫になったり警官になったり牛になったりしているそう)。 マイケルのお衣装(でかいやつ)には入っていない。 あれもすごく大変な動きを中でしている。 最初はやるという話もあったけれど、無くなった。  

大貫さん:初日の後、海外スタッフもいたのでパーティーをやった。 そこで脚本のリー・ホールが 「この作品は、ファミリーとコミュニティの話です」 と言った後で奥さんにキスをした。 ビリーエリオットはリー・ホール自身の話でもある。 リー・ホールはライターという道に進んだけれど、 バレエとの違いはそこだけ。ということもあり、 パーティーでその話を聞いたときに胸を鷲掴みにされた。  

私のうろ覚えはこんな感じです。 メモを取っている方がいたので、もっと詳しい内容はどこかにあるのでは。 (他力本願すいません)。

大貫さんのビリーへのアツい気持ちが前に前に出ていて 時間無制限で話を聞いていたかったです! 

まだ栗山さんオールだ―ビリーしか観ていないので、 大貫オールダービリーも体験したい!  

舞台もトークショーも楽しかったです。

 

2017年9月5日 赤坂アクトシアターにて観劇

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