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北海道・道東を拠点に、いろいろなところを旅したり温泉に入ったり車中泊に憧れたり生活に関するレビューをしています

【イオマンテ】やっぱり釧路は美味しいぜ!

2018年1月の『やっぱり釧路は美味しいぜ!』というイベントに参加いたしました!

この催しは、釧路地域で作られる乳製品や野菜、穫れる魚や育てている肉などを使い、食材の素晴らしさを地域の方に知ってもらおう!と チーズ工房『白糠酪恵舎』さんが発案(だったはず)。

多くの生産者さんと、食材を活かす料理人の方、そして食べる私たちという三者で作り上げる食の催しです!

こんな私ですがお誘いいただきまして、 よい機会だわっ!と張り切って参加いたしました。

 

今回の料理人は『レストラン イオマンテ』の舟崎シェフ。

生産者さんは、羊の『茶路めん羊牧場』チーズの『白糠酪恵舎』日本酒の『福司酒造』 鹿肉の『北泉開発』お野菜の『石井農園』キクイモの『瀬戸建設』さんです!

釧路地域を代表する生産者の皆さま!

そしてなんとなんと!今回の道東食材率は100%!!!!

すごくないですか?? くしろで作っていない食材は使わないという徹底ぶり。

と言いつつ「鹿肉にうっかりクセでコショウを降ってしまって…」(舟崎シェフ)という ことで、今回の道東食材率は99.9%です笑。 あ、塩もだったかな?ナイスジョーク!

テーブルはこんな感じでセッティング。 オシャレ~!

普段はなかなか来られないお店なので堪能してやろう!という気まんまんです。

お皿にのった紙にはドリンクの注意書きと

当日のメニューが。

どうですかこれ!豪華ですよね、美味しそうですよね。 これが道東の食材だけでできるの??と思いました。



シェフは料理の準備で忙しい中、説明もしてくれます。

最初の挨拶で「今回は道東食材100%と決めたので、ニンニク・玉ネギ・ワイン・ハーブが使えない」 というようなことをお話されていて 「ええ~~!逆にその食材が使えなくてイタリアンできるの??」と いう印象でした。

びっくり。どんなお味に…?

「昆布森産のムール貝 酪恵舎のホエイ蒸し」です。

どれどれどんなもんかな…という思いを一気に吹き飛ばしてくれる 美味しさ!!

ムール貝の塩気にホエイの優しさが。 新鮮だからこそできるのでしょうか。

「釧路産真鱈とモッツァレラのヴァプール 釧路産ちぢみほうれん草 釧路産パプリカと北寄の バターソテー 猫足昆布の塩気で」 です!

これも美味しかった~!特にちぢみほうれん草!!

え~これ昆布の塩気だけでこんな美味しいの~? と大興奮です。

「音別産キクイモのポタージュ」。

お皿がオシャレなんですが、写真映えという意味では地味ですね… が!!! これ、ものすっっっっっごく美味しかったです。 本当にキクイモとミルクだけ??ふしぎ!! というこの興奮を、帰り際にシェフにぶつけてみました。

キクイモはまず焼いているそう。そこで甘みがでるんだとか。

あといろいろ教えてもらったのですが、本当にキクイモとミルクだけ、 と聞いて目玉が飛び出ました。滑らかで美味しい~!!

糖尿病にも良いらしいし、美味しいで言うこと無いです。

こちらは「阿寒産エゾ鹿肉のロースト 釧路産牛蒡のソース」です!

お肉の部位を忘れてしまってすいません。 鹿肉大好きっ子の私も大満足。 柔らかかったです!

新鮮で処理をきっちりとした鹿肉はクセがなく、 食べやすい!私はお肉の中で鹿肉が一番好きなのです。

そんな鹿肉をゴボウのソースで召し上がれ~。 ゴボウのほんのりとしたクセが鹿肉とマッチしていて、幸せ気分になりました。

最後は「白糠茶路めん羊牧場の羊肉、福司の酒粕、酪恵舎のロビオーラチーズ、 石井農園のジャガイモ・人参・大根・トマトで作るアッシェ・パルマンティエ風」です!

これでは分かりにくいので取り分けたものを。

羊肉を13時間かけて煮込んでホロッホロに!

玉ネギが使えないので、大根で甘みを出したというアイデアメニューです。 は~美味しかった…思い出しちゃうわあ。

全ての食材がまとまっていて、芸術を感じます。

最後は(写真撮り忘れ)「ほろ酔いプリン」で〆!

私たちのテーブルの近くに白糠酪恵舎の代表・井ノ口さんが座られたので 少しお話をさせていただいたのですが、アツい想いを語っていただいてすごく楽しかったし勉強になりました。

今後共末永くよろしくお願いいたします!

『イオマンテ』さんから眺める景色もきれいでした。 ムード満点。

今回、地元食材だけでこんなに素敵なお料理が味わえるんだ!!と 驚きの連続でした。 この催しは、1ヶ月おきに行われているよう。 また機会があったらぜひ参加したいです。

ありがとうございました!!

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