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【2018.3】ロンドン旅行記 その7 JULIUS CAESARを観た!

ブリッジシアターでジュリアス・シーザーを観ました!

興奮! 以下に舞台の様子を記載しています。

11月からのナショナルシアターライブで上映予定なので、 まっさらな気持ちで観たい方は読んではいけません!

ブリッジシアターに入り、まずはパンフをゲットです。 4ポンド。カードが使えそうだったのですが 機械の調子か私のカードがダメで使えずで現金でお支払いしました。

今回、あまり現金を持っていかなかったのですが(20ポンドくらい) もう少し余裕を持っていけばよかったなあ。

ところで「ジュリアスシーザー」です。 ストーリーは予習済み、SNSで見かけた画像なんかで バンドがいたような…?という感じで乗り込みました。

私は座りたかったので座席を指定して予約ました。 PITとは?と思いつつ、座りたい気持ちが優ってこちらに。

さてさてどんなジュリアスシーザーが観られるのかな!と わくわくしている間にも、PIT席に続々とお客さんが入っていきます。 シニアから小学生くらい?まで、年代も幅広かったです。

そういえば席の隣の紳士に話しかけられたのですが、 なんか上手く答えられなくてすいません…。 こんな英語力で舞台を観るなんて、と自分に思ったので英語もう少し頑張らねばだなあ。

そんなこんなしているうちに、PIT内にあるステージに バンドが登場して来た!!! そして、なんか聴いたことある曲を演奏したりしている! 「えっ まだ始まってないよね??」 と思いつつ、バンドはノリノリで演奏しています。 演奏力はというと……な感じですが、PITをめちゃめちゃ盛り上げてくれている! よくいう「あっためてる」ってやつです。

そんなこんなしているうちに、ジャージ姿のデビッドモリッシーが登場。 は〜こう来るか〜なるほどなるほど。

ニコラスハイトナーの演出は、ジュリアスシーザーを 現代に置き換えたものでした。 置き換えても全く違和感がないのがすごい。 ナイフが銃になったり、内戦の様子が現代的なくらいで ストーリーも言うなれば「今」感がありますもんね…。

PITの人々は、さしずめローマの群衆。 演者さんたちが紛れ込んで 「シーザー!」「シーザー!」と煽ったりするので スタンドから観ていると本当に面白かったです。 群衆の皆さんがブルータス側、シーザー側に傾くのが分かって 「これは上手いことやってくれたなあ!」と思いました。

観客巻き込み型のお芝居っていうのでしょうか。 私は一度もPITで観られなかったので、どんな感じだったのか 知りたいところです。 上から観ていると、完全に舞台の一部でした。 なんか上から降って来たりするし。

ストーリーは超有名なので割愛しますけども、 カシアスを演じたミシェルフェアリー(GOTのキャトリン!)が すごく良いと思いました。 悩める青年、ブルータスを言うなればノセる人物じゃないですか、 それが上手かったんですよ〜。 したたかで。

この旅最大の目的でもあるベン・ウィショーは言わずもがな。 この国を良くしようと思っただけなのに どんどん違う方向へいってしまうのを 見ているのがつらかったです。

しかしわたくし、「いつかはシェイクスピアでベン・ウィショーを観たい」 と思っていたので願いが叶って感無量です。 本当に、本当に美しく言葉が響くのですよ!! は〜来て良かった!

あと、すごく気になったのはオクタヴィウスを演じたキットヤング。 まあ美味しい役だったというのもあるんですけど、 なんというかすごく力を感じたなあ。 気力というか、何かみなぎっていました。 あと、彼はバンドではベースを担当していたのですが、 私の席の真向かいでこっちを向いて演奏するのでなんかドキーと したというのもあるかもですハハハ。

とかつらつらと書いておきながらも、既に記憶が薄れているところが あるので、11月のナショナル・シアター・ライブが楽しみで仕方ありません。

この日も観劇終わりは興奮して早足で帰路につきました。 良いお芝居を観たなあ。

外に出ると結構な雪でした。

2018.03.18 ブリッジシアターにて観劇

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