ぽかっと空いた2019年3月のある日、思い立って川湯まで行ってきました。
天候はまずまず。曇りときどき晴れたり雨っぽい雪が一瞬降る感じでした。 春らしいですね。
家から車を走らせてまず向かったのが
川湯温泉駅です。
こちらの駅の横には無料の足湯がありますよ。
……ですが、私の目的はこちら!
川湯温泉駅の直ぐ側にある『西沢商店』さんです!
以前にお仕事でお伺いした際に、日本酒の取り揃えが すごいな~と思っていたのです。
近頃日本酒にハマっているわたし、いつの日か行こう行こうと思いやっと来ることができました。
こちらでは釧路地方初!の特約店となった 上川大雪酒造さんの『特別純米 彗星』を購入。「日本酒初心者なんです」と伝えるとおすすめしてくれたのがこのお酒でした。
釧路地方初の特約店になった経緯や上川大雪酒造さんの川端杜氏のお話などもお聞きできて、とても良い時間を過ごすことができました。
家に帰ってから飲んだのですが 飲みやすくて上品。私好みの フルーティーな香りも◎。
また素晴らしい日本酒に出会ってしまいました。
その後はランチでも…と川湯温泉街まで。 横目に硫黄山を眺めつつの10分ほどのドライブです。
正直川湯温泉街ほど”寂れている”が似合う温泉街は無いのでは… と思うくらい静かな温泉街。 ひっそり楽しみたい方は最高なのでは!?
温泉の泉質は思いっきり自慢できるので なにか起爆剤があればなあ、と思ったりします。
そんなことを考えつつ向かったのは 川湯温泉街にある『カフェ ノーブル』さん。
古き良き喫茶店という風情のノーブルさん。ライブなども行っているようですよ。
このお店では地場産の食材を使ったメニューを提供しており、その中でも 私はガレットが大好き。
『摩周ガレット』です! ガレットとは一言でいうとそば粉のクレープ。
川湯温泉がある弟子屈町は摩周湖も有しており、そばも作っています。 この地域で取れるそばを『摩周そば』というのです。
地元産の野菜とチーズを摩周産そば粉のガレットで包んだ『摩周ガレット』。 久しぶりに食べたのですが、やはり美味し~!
そばの風味とクレープよりしっかりしたガレット生地。 季節のお野菜とチーズが絡んで、身も心も満足できました。
この日は欲張ってセットにしたのですが、 素朴な摩周小麦のパンと 素材感たっぷりの川湯産ジャガイモのスープ(ポタージュ)の 組み合わせもバッチリでした。
お腹いっぱい!
ほかのメニューも美味しそうですよ。
今度はデザートガレットにもチャレンジしたいです。
ぜったいに美味しい。 ※季節限定
膨らんだお腹をかかえながら、お次は温泉へGO!
選んだのは『川湯観光ホテル』です!
以前に仕事で調べたことがあり、調べれば調べるほど 「浸かってみたい…」と思わせる温泉だったのです。
念願叶って、やっと行くことが出来ました。
ホテルの目の前には源泉が。
硫黄の香りが否が応でも期待値を上げていきます。
日帰り入浴だからか節約なのか、 ほんのり暗がりのホテル受付で入浴料を払い温泉へGO!
入ってみると、洗い場の蛇口などが硫黄効果で 寂れている…!しかし、これは温泉効果が期待できる! これぞ源泉かけ流しです。
名湯川湯温泉の特徴は、強い酸性で 金属を浸しておくと溶かしてしまうほど! しかしこれがお肌には殺菌効果となり、古い角質も溶かして すべすべにしてくれるんだとか。
公式サイトを見てもらえるとわかるように、 こちらの温泉は『高温』『中温』『低温』の3つの浴槽があります。 そしてお肌が弱い方向けに『真湯』もありますよ。
わたしは実のところ『高温』は熱くて浸かれませんでした…。
『中温』は露天風呂だったので、3月の涼しい風に吹かれながら、じっくりたっぷり浸かりました。
そして大浴場へ戻って『低温』へ。
正直なところ、これ一生入っていられるわ… と思うくらい気持ち良いです。さすがに一生は入っていられないので 1時間くらいで出ました。
浸かってから、お肌の調子も良くなった気がします。
帰宅する道すがら『摩周湖のあいす』さんへ。
ダイエット中なのでコーンは無しでカップにしました。
ダイエット中ならソフトクリームを食べるなという話ですが、 食べたかったのだから仕方ない。
摩周湖のあいすさんのソフトクリームは、摩周産のミルクで作っています。 まるで牛乳をそのまま飲んでいるような濃厚さ。
ミルク派(わたしはソフトクリームをミルク派とバニラ派に分けています) の方にはたまらないのでは!?
わたしは実はバニラ派ですが、こちらのソフトクリームは 弟子屈方面に来るたびに食べてしまいます。美味しい。 そして店員さんが優しい。
そんな感じの楽しい1日でした。 釧路からの小旅行、なかなか楽しいです。
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