2025年2月、timeleszに新メンバー加入!というニュースを見て、3話まで見て放置していたタイプロを見ないとなあ、新加入のネタバレを踏む前に……と思ったのがそもそもの始まりだった気がします。
それがまさか今、こんなことになっているとはね。
というわけで「timelesz project -AUDITION-」所謂”タイプロ”ですよ。
この動画を見ると3人の並々ならぬ決意が伝わってくるし、菊池風磨構文も見られるのでお得(?)です。
Netflixで配信!というのも、1000万の会員がいることを考えると良かったのかなと今は思います。
ちなみに私はサブスク整理中で、残したものがこのNetflixとディズニープラスだったため「タイプロ話題になってるし見てみようかな」の気持ちで再生ボタンを押した口です。
なぜタイプロを見ようと思ったのか
上にもちらっと書きましたが、ぶっちゃけ「話題になっていたから」です。生粋のおたく気質なので人生何かしらにハマって生きてきたのですが、ちょうど現在の推し事が沸騰するほどの高熱から普通の高熱くらいになっていた時期。ようやくこのまま穏やかに暮らせるかなあなんて思っていたところでした。
そこでボーッとツイッター(と言ってしまう)を眺めていると「菊池風磨構文」のツイート(と言ってしまう)が流れてきました。
でも、そのときは「盛り上がってるなあ」というくらいで対岸の火事的な気持ちでした。見てみようかな、と思ったのは3話の感想ツイートがじゃんじゃか流れてきてからです。
そもそもアイドルのオーディション番組を避けて生きてきたのもあったので(自分の肌に合わないと思っていた。海外のリアリティコンペティション番組は大好き)正直オーディションの内容にはそれほど惹かれていなかったのです。
タイプロ3話といえば特別エピソード。
菊池風磨さんとSnow Manの渡辺翔太さんの対談です。Snow Manはデビューの際に新メンバーが加入したこともあり(事務所の方針)なぜか新メンバーがやたらと叩かれていた……というのはわたしのようなこの事務所と距離が離れている人間でもなんとなく知っていました。
special episode-覚悟-
36名に絞られた候補生たちとの3次審査を前に、菊池風磨とSnow Man 渡辺翔太による対談が実現!かつてメンバー増員を経験した渡辺だからこそ語れる、当時の覚悟や想いとはーー。
というのが告知文。そしてこのエピソードの感想の熱量が高く、なんとなく、本当になんとなく見てみるか!という気持ちになりました。菊池風磨構文を知っていたので、このときは面白半分という気持ち。
エピソード1、2は確かにおもしろが勝っていて、でも菊池風磨構文は思っていたのとはちょっと違っていて誠実で、でも呆れもあり、佐藤勝利さんの眼差しが怖っと思ったり個性豊かな候補生たちにワーワーしたりと楽しく見られました。
そしてエピソード3も、わたしの知らない加入組へのあまりにもひどい行為などがあったこと、それを乗り越えたことなどかなり見応えがあったエピソードでした。
でも、ここで盛り上がった気持ちを2週間保つことはできませんでした。ツイッターもそれほどずっと見ていなくなったこともあり、更新日を忘れ、忘れ、忘れ……と気がつけば新メンバー発表!
ここで「ああ、やっと決まったんだ!これは誰が誰やらわからないうちに見たほうがいいんじゃない?」という気持ちが高まったのです。
そして土日すべてをタイプロに費やしました。でも、5次で泣きすぎて一気見できなくなり(この時点で思い入れがすごくなっている)翌日以降に時間をかけて最後まで見ました。
最後まで新メンバーの情報を遮断することができず、途中で知ってしまったので新メンバー発表では「そっか〜こういう反応だったのかあ」と逆に穏やかな気持ちで見られたのですが、初見だったら心臓が口から飛び出していたと思います。
ここまでリアタイで追っていた皆さま、お疲れさまでした……!
それからはこの過酷で楽しい、一生に一度あるかないかの経験をしたメンバーたちに「おめでとう!」の気持ちを表したくて(もちろん参加したすべての関係者さまにも)久しぶりにファンクラブというものに入りました。ご祝儀的なものとしてのファンクラブ入会。
そんなこんなであれよあれよとシングルやアルバムの配信、ラジオやTV出演、ツアーの発表などなどがあり、今やすっかりtimelesz絶賛応援期です。久々すぎる。
私としては、20年くらい前にエイトのおたくやっていたのでそれぶりです。エッ……まさかここに戻って来るなんて。めぐり合わせってすごいですね。サブスク整理のときにNetflixも契約を止めていたら絶対に見ていなかったので。
と人ごとのようにいっていますが、まあまあ大変です(追うのが)。ただ、楽しいです。楽しそうな8人を見るのも楽しいです。大きく羽ばたけ。
タイプロに引き込まれていった理由
「仲間探し」というテーマ
昨今、オーディション番組というパッケージがありふれているじゃないですか。さまざまなテーマがあると思うんです。
だいたいが「新グループを作るためのオーディション」。その中で、既存で知名度もあるフループが「仲間探しをする」、それも一般参加可能なオーディションで、というのが新しかったのかなあと。
ほかのオーディション番組を知らないのですが、1位の子が落ちてしまったりするんだなあ、でもそれは劣っていたからではなくtimeleszというアイドルグループのいろいろなバランスを考えた末の結果であり、それはその子が"timelesz"ではないところのほうが輝けるという判断もあったのかな、と思わせてくれたので個人的には全方よしだったのでは……と思います。
古のJ好き記憶が蘇る
ネット記事をたま〜に読んだりするんですけど(適当なことばかり書いてあるのであまり読まない)、タイプロってなんというか……あの頃の、好きだったときの空気感を呼び起こされるという感じがしたのです。
私はもう20年くらい前(!)に関ジャ二(当時名)が好きだった時期があったりJr.ブームの際にど真ん中走っていたりとJの記憶を持つ女なのですが、その頃を思い起こさせるというか。
なんなんですかね?タイプロ、全然古臭くないのに……。
衣装部屋とか興奮しましたもん。「み、見たことある!!このお衣装!」みたいな。
3次審査のCan do! Can go!は本当に興奮しっぱなしでした。なつかし〜!そんな人も多かったのかもしれないですね。
余談ですが、数年前に甥っ子が某ジャンルにハマった際に「(私)がハマればどこにでも連れて行ってくれるよ」と言われたらしく(当たってる笑)一生懸命ハマらせようとさんざんYTを見させられたのですが、どうもピンとこず……。多分それはJの記憶があったからかもしれません。いや、Jの記憶持っていてもKにハマる人は多いと思いますが私は違ったというだけなのですが。
ただ、このタイプロにビターっとハマったのは、言葉では説明できない”らしさ”を感じられたからかなあと思っています。
でもJの記憶なくても楽しく見られると思います!!
”アイドル”としての誇りを感じた
やっぱり”アイドル”という存在って偏見を持つ人も多いと思うんです。よく「ジャニタレ」とか蔑称のように使う人とか見かけたりして。
で、当人たちはファンに向かって活動しているわけで、特に思うところはあってもそれに対して反論するわけでもなくそれでいいと思っているような感じもあって。
また、特に近年は前事務所の問題もあり退所も続きアイドルよりアーティストとして見られたいのかな?と思うグループだったり個人だったりがあったりして(個人の感想)、まあ自分もこの事務所が好き!アイドルっていいよね!と大きな声では言いたくなくなったりしたり……といろいろありました。
ですが、タイプロで松島聡さんが言った「ファンを舐めてもらっちゃ困ります」「ファンの方は人生をかけてお金をかけながら会いに来てくださる」という言葉を聞いて感動しました。
こんなに、こんなにもファンを思ってくれていたのかと。
もちろん、ほかのグループももちろんそう思っていると思います。タイプロは、そういう「外には見せないこと」をさらけ出してくれたプログラムだったというのが私には新鮮でした。
レッスンで腹筋しながら歌ったりしていましたが、あれほんとすごい。それをなんなくやっているように見せるアイドルってやっぱりすごい。
あとこれも余談ですが、結構ファン心理を分析しているというか「分かってる」んだなあと思いました。わちゃわちゃが好きとか。でもそこに嘘があってはいけないとか。
こんなにしっかり”アイドル”という職業に誇りを持っているアイドルこと、応援したくなるってもんですよやっぱり。
応募者の前向きさ、ひたむきさ
事務所に入るときのセオリーじゃないですけど、「母(姉)が勝手に履歴書を送った」がメインだったような記憶があるんですけど、タイプロは”自分がtimeleszのメンバーになりたくて自らの意思で送った”んですよね??
これって結構すごいことだなあと思っています。
今はいろいろなオーディション番組があるので過去にそういう番組に出ていた方もいるしアイドル活動も今はさまざまな形でできるので経験者もいて。
”timeleszに加入したい”なのか、”どこでもいいからこの会社のアイドルになりたい”の間には深い溝がある気もするんですけど、それでもみんな目標に向かって前向きに努力してくれたなあと感じます。
その様子を見せることでまあこちらは感情移入です。
3次とか4次もですけど、まだ人数が多くてチームもいろいろあったときも、ひとつもチームの問題が被らなかったのも(編集のおかげもあると思いますが)おもしろく見られました。
オーディションの醍醐味は成長を見守っていけるところというのもあると思うのですが、タイプロはそれだけじゃないおもしろさが随所にあって楽しかったです。
それは、みんなが前向き、ひたむきにtimeleszと向き合ってくれたから。お3方(この言い方好き)も真摯に実直に候補生と向き合ってくれたからだなあと感じています。
みんな仲が良かったのもいいですよね。ライバルだけどそう感じない、自分が落ちても素直に「応援してる」って言えるの、青春……!と思って涙涙です。最高じゃん!
俳優部の途中加入
これ、最初に見たときは「4次から!?ずるくない!??」と思ったんですよ。こちとら3次審査でもう候補生にがっつり感情移入しているので。
なんですけど、自己紹介からのAnthemで「いやこれ……すんませんでした!!」となりました。実力が違いすぎる。別格とはこのこと……。
寺西拓人さんはもう最初「目の下のくますごい人来た!」とか思ってたんですけど(お疲れだったんですかね……)踊ったらそんなの一瞬で覆されたし原嘉孝さんは登場シーンのインパクトあるわ目力すごいわダンスキレッキレだわで本当に驚きました。
この4次から課題ももうワンランクツーランクレベルアップしたと感じましたし、俳優部が底上げしてくれたかなあと感じますしおもしろさもどんどん上がっていきました。
今江さんはイップスみたいになってしまって実力がもうひとつ発揮できなかった印象ですが、あの人生遊戯が私はだーーーーい好き!
4次のパフォーマンス動画、全部好きで何度も何度も見ています。
You Tubeでのビハインド動画やパフォーマンス動画が良すぎる
timeleszの公式You Tubeアカウントでタイプロの動画が見られるんですけど……これがまあ全部良すぎる!!
審査のパフォーマンス動画はもちろん、配信にはのらなかった密着動画、候補生が撮影した動画、プロフィール動画などなどが!なんと!!無料で見られます。
すごい!この時代に生きててよかった〜!!
そんなこんなでNetflixの本編とYou Tubeを見ているうちにあれよあれよとこの始末です。楽しいですね、ありがたいですね。
大好きなファイナル審査のRUN。毎回ぐっときてしまいます。
timeleszとわたし
最後に、timeleszとわたしについてを綴っていこうと思います。
Sexy Zoneのときは本当にまったくといっていいほど知らなかったんです。それは兎にも角にもグループ名のせいです。
デビュー時のことを覚えているのですが、バラを持たされた子ども(一見)がセクシーを打ち出している……結構ショッキングでした。自分が大人だったからかも。
それからはあまり目に入らないようにと意識していたかもしれません。個人的な活動のほうが知っていたような気もします。
なので、先日TVerの『見取り図じゃん』で彼らの歴史を知ったときはまた衝撃でした。順調だと勝手に思っていたアイドルグループ活動が波乱に満ちていたとは。
遅れてきたファンなので何も知らなくて申し訳ないという思いになりましたが、これからもっと応援して彼らの夢を一緒に叶えられたらという思いでいます。
FCも入りました。ツアーも申し込みました。
明日のMVプレミア公開、楽しみです!