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北海道・道東を拠点に、いろいろなところを旅したり温泉に入ったり車中泊に憧れたり生活に関するレビューをしています

2014年 6月 富良野 旅行記 北の国から・鉄道員ロケ地を巡るよくばり旅

2014年6月、富良野へ親戚一同のドライブ旅行をしてきました。

コースは釧路〜帯広〜富良野〜釧路です。1泊2日の行程で1日目は曇りときどき雨、2日目は晴れ、というまずまずのお天気。

富良野といえばのロケ地に行ったり幸福駅という観光スポットに行ってみたりと楽しかった思い出です。宿泊は「かなやま湖 保養センター」。昔ながら、という趣で合宿にきたような感覚になりました。たまには大人数の旅行もいいですね。

2014年のドライブ旅。富良野へ1泊2日で満喫したロケ地を観光

1日目。釧路から富良野へ向かい、鉄道員のロケ地「幌舞駅」へ

釧路から富良野へのドライブ旅。今回は高速道路を使わずに向かいます。釧路からは1時間ほどの浦幌町『道の駅うらほろ』で一休み。

生クリームたっぷりのシュークリームが評判と聞いて、さっそく購入しました。濃厚クリームを満喫し、旅の幸先は最高で始まりました。

トイレ休憩でもしたのですが、私はこのトイレ付近でよく見る”道路状況映像”が大好き。じっくり見てしまいました。

それぞれの道を見て「いつか行きたいなあ」と思ったり、天候の違いなどを見たりすると時間を忘れて見てしまうのです。北海道って広いんです。

さて、休憩も済んでからはそのまま車を走らせ、今回の目的地に到着。

 

映画「鉄道員」ロケセットです。

「鉄道員(ぽっぽや)」とは、1999年に上映された高倉健主演の作品。廃線間近となった北国のローカル線の終着駅「幌舞駅」を舞台に、高倉健演じる駅長の不器用なほどまっすぐな生き様を描いた作品です。

使われた駅舎は南富良野町に実在する「幾寅駅」を使用。駅内外には撮影時のセットも残されています。

 

なんてあらすじを書いてみたのですが、実は映画自体を見ていません。まだまだ若くてこういう「渋い」作品には手が伸びずそのまま今に至るという。

そろそろこの映画に見合う年齢になったと思うので、近々見たいです。

列車もありました。

鉄道員の完成を記念して高倉健さんなどが植樹したらしいです。

こちらが「幌舞駅」です。「幾寅駅」として使われているので(無人駅)小さくJRの「幾寅駅」という看板が貼ってあります。

JR幾寅駅内にはロケーション記念展示コーナーがあります。開放時間は9:00〜17:00まで。

スチール写真やサインも飾ってあり、「これがスターのサイン…」と感慨深くなりました。

ランチは南富良野の「レストランなんぷ亭」で

幾寅駅近くにある「レストラン なんぷ亭」でランチをすることにしました。

※2023年現在お休みしているようです。

 

地場産の食材の使用にこだわり、洋食からラーメンまでさまざまなお料理が味わえるお店。

エゾシカ料理の普及にも積極的に取り組んでおり、カレーやハンバーグなどで楽しむことができますよ。

北の国からのロケ地「五郎の石の家」で思いを馳せる

ランチでお腹を満たした後は、麓郷にある「北の国から 89帰郷」で五郎が建てた「石の家」に行きました。

入場料:大人500円、小人300円、障がい者手帳提示の方300円です。

先程リンクを貼ったふらの観光協会公式サイトさんには「JR富良野駅より約21キロ バス「麓郷線」終点下車徒歩40分」と記載されていますが、徒歩40分はなかなかの距離なのでマイカーの方以外はタクシーやレンタカーが現実的かなと思います。

 

ロケセットの散策順路や五郎さんの「遺言」が……!

「北の国から」は私より親世代がよく見ていたイメージで、純くんたちも私より少し上だったため、リアルタイムで見てはいなかったのですが再放送の「87 初恋」で号泣してから見るようになりました。れいちゃ〜〜〜ん

この「はじめに」の文章にもなんだかぐっときます。

着きました。「五郎の石の家」です。

思った以上に立派なお家で、これ五郎さん一人で建てたんだな……と感慨深くなりました(実際には違うのでしょうが)

これはあの名場面、シュウちゃんが沸かしたお風呂では!?

ブレてしまいましたが、そこに五郎さんがいるかのような室内。場面の写真も飾られています。

やっぱりいろいろなことを思い出してしまう「北の国から」。道民としては、黒板五郎さんの格好がほんとリアルで見る度に毎回新鮮にびっくりしています。こういう人、いた〜!

宿泊はかなやま湖近くの「かなやま湖 保養センター」にて。温泉もあります

この日の宿泊はかなやま湖 保養センターです。少し高台にあり、目前にはかなやま湖があり、キャンプ場も広がっています。

泊まったお部屋は和室。昔懐かしい感じの佇まいで、落ち着きます。

出典:じゃらんnet

大浴場もあります。旅の疲れは広いお風呂で癒やしましょう。

公式サイトには「かなやま湖畔おさんぽ道案内」があるので時間があればお散歩するのもいいかもしれません。私は朝に少し湖畔を散歩したのですが、この日の朝方は霧がすごくてあまり満喫できなかったのが少し残念でした。

 

帰路につく2日目は幸福駅によったり幕別町のグルメに舌鼓をうったりとお腹も心も満足感でいっぱい

幸福駅で幸せのおすそわけをもらい、鉄道公園でリスに会う

かなやま湖を出発して、帰路につきます。行きには寄らなかった「幸福駅」に行ってこの度最後の思い出づくり。

「幸福駅」は”愛の国から幸福へ”というキャッチフレーズで一大ブームとなった駅。旧国鉄広尾線の愛国駅から幸福駅の切符は4年で1000万枚も売れたのだとか。1973年にTVで紹介されたのがきっかけだったそうです。2008年には愛国駅と幸福駅が「恋人の聖地」に選定されました。

駅内には、「愛国駅から幸福駅」の切符が所狭しと貼ってあり、それぞれに恋人との願い事が書かれていたりしていました。圧巻。

そしてここ「幸福駅」は今や鉄道公園でもあり、プラットホームやディーゼルカー、SLもありました。

このベルベット生地の椅子、懐かしいですね〜。国鉄時代?の面影なのでしょうか?今でもこのタイプの車両はあるんですかね??

電車を見ていたのですが、その奥の森でリスを発見しました。こんなところにもいるんだなあ、会えて嬉しかったです。

こっちを見てくれないかなあと思っていたのですが、これが限界でした。かわいかった!

旅のランチの締めくくりは幕別町の「錦華園」で地元で人気の町中華を

この度のラストを飾るランチ、それは幕別町の「錦華園」です。地元で愛される町中華のお店という評判を聞いて、行ってみました。

外観。とてもいいですね。もうこの時点から美味しそうな予感がひしひしと伝わってきます。年季を感じるのれんは長年愛されるお店の証なのかなあなんて思っていました。

定番の「あんかけ焼きそば」。これこれこういうのが食べたかった〜!という一皿。ボリュームはありますが、飽きずにペロッと食べられますよ。このお店が近所にあったら通うと思います。

こちらは帯広のご当地メニューとしても有名な「中華ちらし」。ご飯の上に甘い醤油ダレで味付けした具材をのせたものです。不思議と癖になる味わいで、また食べたいと思わさる(北海道弁・思ってしまう、思わなくても考えてしまう的なニュアンスです)一品。帯広エリアのいろいろな中華ちらしを食べ歩くのも楽しそうです。

 

 

満足感でいっぱいになり無事に帰宅しました。濃厚な2日間、とても楽しかったです。

 

 

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