旅と温泉と生活と

北海道・道東を拠点に、いろいろなところを旅したり温泉に入ったり車中泊に憧れたり生活に関するレビューをしています

温泉ソムリエになりました

2023年3月、晴れて温泉ソムリエ協会認定の温泉ソムリエになりました。

この資格、気になっていたのですがなかなか踏ん切りがつかなかったのです。ですが、ブログを新しく始めようと思ったときに新たな肩書がほしいなとも思いました。

結果、「温泉っていいよねえ」くらいの気持ちから「この温泉の成分は……」のような”温泉をより味わう”ことができるようになったと感じています。

※画像は一部を加工しています。

温泉ソムリエとは?

温泉ソムリエ協会が認定している民間資格で「温泉」と「ソムリエ」を組み合わせた造語。「ソムリエ」という”専門知識や技術を身につけてワインを選定すること”にならい、温泉の知識と技術(入浴法)を伝えていくのが「温泉ソムリエ」というわけです。

温泉をより楽しめる知識が学べるので、私のような温泉愛好家はもちろん、タレントさんなどにも資格を持つ方が多い印象があります。

詳しくは温泉ソムリエ公式サイトをご覧ください。

資格の取得方法は?

こちらも詳しくは公式サイトに掲載されているのですが、1つは「温泉ソムリエ認定セミナー」というワンディセミナーに参加すること。月に数回行われており、講師は師範以上の方がつとめています。

2つめは「温泉ソムリエ認定ツアー」に参加すること。主に新潟県の赤倉温泉で開催される1泊2日の温泉ツアーで、家元であり発案者の遠間和広氏が講師をつとめます。

そして3つめがオンラインで受講できる「温泉ソムリエ認定講座」を受けることです。

セミナーやツアーは遠方で行われていることが多かったのですが、オンライン講座ができたことで敷居が低くなったのではないでしょうか。

かくいう私も温泉ソムリエはオンラインで受講しました。

温泉ソムリエを受講してよかったこと

なにより、温泉に対しての知識が深まったのが一番よかったことだと思っています。温泉分析表の見方をしっかりじっくり教えてくれるので、温泉にでかけた際にチラ見していた温泉分析表をじっくり読むようになりました。

セミナーを受けていて何度も「そうだったんだ!」と思うことがたくさんあり、人にお伝えしたい気持ちでいっぱいになります。

テキストの厚さもすごい!

オンラインセミナーで使ったものと2022年9月版があり、
後者の厚みがすごいのです。

なんとなく「成分はなんだろう?硫黄泉?匂いがキツいけどいいお湯なんだよね」くらいな知識だったので、テキストを読んでみて丸々1ページを泉質の解説にあてているのに驚きました。泉質を一言で表すと、という例えもあって分かりやすいです。

正しい入浴法は正直好きにしたらいいと思っているのですが(ヒートショックなど身体に危険なものは別として)、参考にしてみるのもいいなと思いました。

あとは、興味があった「温泉ソムリエ」になれたということで気持ちが晴れやかになりました。ずっと心のどこかに引っかかっていたんです。雑誌やTVから「温泉ソムリエの○○さんがおすすめ!」などを見かける度に私もなりたいなあと思っていたので、思い切って取ってみてよかったです。もやもやしている方はチャレンジしてみるのもいいかも。

温泉ソムリエについてのもやりごと

これは完全に個人の思いなのですが、温泉ソムリエという資格は「お金を出せば誰でも取れる資格」なんです。しかも結構お高い。ちなみに私が受講したオンラインセミナーは28,600円でした。

そしてこの温泉ソムリエセミナーではやたら赤間温泉のことを話しておられ、「すごい温泉なんだなあ」と思ったのですが家元が経営している温泉宿が赤間温泉にあるとのことで腑に落ちました。

まあ……頭をかすめますよね、¥のことが……。

実はそれで二の足を踏んでいたこともあるのですが、セミナーを真面目に受ければ確実に知識はあがるので私は取ってよかったと思っています。

膨大なテキストはまだ全部読めていませんが役に立つことばかりですし、「温泉ソムリエ」という有名な資格の名に恥じないようにという気持ちが強まります。

温泉ソムリエとして

温泉ソムリエの認定証と温泉ソムリエをアピールできるタオル。
※画像は一部加工しています。

これからはもっと温泉ソムリエの知識を活かした温泉のご紹介もできたらいいなと思っています。

このブログを読んで行ってみて「気持ちよかったなあ」と思ってもらえたら”ソムリエ”としては最高の喜びです。私自身も温泉へ行くときなどは実際に行った方のブログを参考にしたりしているので、そんなひとつになれたら嬉しく思います。

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